雪の末っ子ふたりがかわいい 4 (ページ4)

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なかよし？(黒白) ページ4

桃side

現在時刻は14時半を過ぎたあたり。
いつもならうちの赤ちゃんたちはすやすやおひるねの時間なんだけれど今日は30分たっても寝る気配がない。

「んんぅ…らう、らうが、
さくまくんとねんねぇ〜〜っ！」

「…らう、ばっかり、やぁ！
れんが、っ、さくまくんと、ねんねなの、！｣

なんて俺を挟んで言い合いしてる末っ子たち。

桃「ね〜ぇ？佐久間さん真ん中で寝たら
れんくんもラウちゃんもお隣よ〜？｣

「「んやぁ〜〜っ！！ちぁうのぉ〜！！！」」

桃「そこは仲良しなんだねぇ…笑」

ほんときっかけは些細なこと。
いつもみたいに眠たそうな2人をお昼寝させようと寝室に来て、2人の間に入ると、

「さくまく、とんとんしてぇ…｣

なんてラウがもぞもぞ引っ付いてきて、
かわいいなぁ、と思いながら言われるがままにとんとんしてると、

「…んぅ、れんもぉ、とんとん、｣

と、めめも自分もトントンして、と言ってきたから
はいはい〜とラウに向けていた体を正面に向けて
両手で末っ子たちをトントンしてたんだけど。

「…さくまくんこっちぃ、らうとねんねぇ…｣

ラウはあんまりそれがお気に召さなかったようで、
自分の方に向いて欲しかったみたい。

まぁそうなれば
もう片方の赤ちゃんも構ってちゃん。
こんなラウの発言を聞き逃すはずもなく、

「…ん、やぁ、れんとねんね、｣

なんて言い返してちょっとずつ喧嘩になって、
今に至る。

「んん〜〜っ…めめ、やぁ！！」

「！…れんもっ、らう、いや！」

桃「んも、喧嘩しないのぉ…」

間に俺がいるから手は出さないものの、
一触即発なこの雰囲気。
このままだと興奮して寝なくなって
夕方地獄を見ることになってしまう。