深夜の緊急搬送 ページ1
ー深澤辰哉ー
寒い寒い夜。
手を擦りながら、医局に向かえばタンクトップ一枚で筋トレをする同僚、岩本照が居た。
深澤「え？ねぇ、照寒くないの？」
岩本「寒いに決まってんじゃん」
なんて話していれば、目黒も夜勤のため医局に入ってくる
目黒「おつか…れさま…です。って、寒そう…」
笑い合いながら、各々カルテ整理や、回診、病棟に行きすべき仕事をこなしていく。
深夜2時ごろの事だった。
ピッチに、救急搬送を告げるコールが響く。
深澤「雪男総合病院です」
救急隊「4歳女児、意識不明。体温39.3°
激しい頭痛を訴えています。かなりの病院嫌いだそうです。尚、お母さんはインフルエンザで外出できず1人なんですが、受け入れ可能でしょうか？」
顔を見合わせ頷いたのを確認し
深澤「受け入れます。気をつけて搬送お願いします」
と告げ3人で救急外来へと向かい必要そうなものの準備をする
目黒「とりあえず抗原検査用意します」
深澤「点滴、座薬、後は採血…。保冷の準備しとくわ」
岩本「結構体温高いから直腸温の準備しとく」
しばらくして聞こえてきた救急車のサイレン。
走って俺は救急外来入り口へと向かった
深澤「お名前言えるかなー」
真っ赤な顔で涙をボロボロこぼすAちゃんに優しく声をかけるも、嫌々と首を横に振った。意識は戻ってるね…よかった。ホッと胸を撫で下ろす
『移します。1・2・3』
岩本「Aちゃん、もう病院だからねぇ。大丈夫。お名前言えるかな？」
もちろん名前は、救急隊から聞いてるけどレベル確認のために声をかける。
『…A』
目黒「うん、ありがとう教えてくれて。ちょっとね、お熱高くて頭痛いけど先生達と頑張ろうねぇ。ちょっと、おててチクッてするよ、ごめんねー。よいしょ…」
優しく声をかけながらルート確保をして採血。そのまま点滴を投与する。
深澤「ちょっとだけねぇ、ベットごろんってしてお膝さん抱っこしてみようかー」
岩本「お洋服ごめんねぇ」
目黒「お尻からお熱下がるお薬入れるから嫌な感じするけどごめんね、頑張ってねぇ」
そう声をかけながら今度は座薬の投与
も、Aちゃんは、大泣きで背中を仰反る。
目黒「ね、ちょっと嫌だよねぇ」
岩本「お薬溶けるまで動かないよー」
そう言いながら固定をして30秒。
服を戻してあげて脇に体温計を挟む
しばらくして鳴った体温は40.3°…
うん、これはダメだわ…
目黒「病棟手配します」
そう言って目黒は病棟に向かった。
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Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんにちわ。お待たせして申し訳ありませんでした。嬉しかったと言って頂き幸せです。今後とも楽しんでいただければと思ってます。この度は、リクエスト。本当にありがとうございました。いつでもリクエストお待ちしております。 (5月11日 14時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんにちわ。リクエストに応えて頂きありがとうございました。思った以上の出来で、とても嬉しかったです。有難うございました。 (5月11日 14時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんばんわ。詳しく言って頂き、ありがとうございます。構成をねってから投稿致しますので少しの間お待ちいただけますでしょうか？もちろん、喜んで書かせて頂きます (5月7日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - すみません。続きです。寝る頃には40℃近くまであがり、深澤先生の指示で点滴に解熱薬を入れて下げる指示を受けます。夜中になっても下がらず、深澤先生が主が嫌がる座薬を入れて、朝方から徐々に熱が下がってくる。と言うのでお願いします。駄目でしたら言って下さい (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんばんわ。お昼寝後の病棟回診で、主が微熱であることに気づいた、日勤の佐久間君が渡辺先生に連絡。渡辺先生からの治療指示を受けて動き、夜勤の阿部ちゃんと深澤先生に引継ぎ、夕食辺りから、徐々に熱が上がっていきます。 (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月3日 18時
