夕方の話し合い ページ7
宮舘「あのさ、Aちゃんだけどさ。ここ8センチの腫瘍あるわ」
早めに出勤してくれた夜勤組と日勤組で話をする。
目黒「でもこの位置だとオペ適応は厳しいっすよね…」
渡辺「抗がん剤治療になるね」
みんなで下を向き考え込む。
宮舘「で、説明は目黒と佐久間にお願いしたい」
佐久間「それは大丈夫だけど…」
岩本「この位置だったらさ、もし腫瘍が大きくなれば…視神経に問題…」
渡辺「そこなんだよ…その辺りも説明しなきゃいけないわ…」
俺は未だ1人考え込む。
抗がん剤治療は仕方ないにしても、治療はいつからいつまでか、またお母さんへの連絡は…。
お母さんもインフルエンザに罹患していて辛い時期に娘さんは脳腫瘍で…なんて、言えないよな…
深澤「とりあえず…今は高熱だから治療はインフルエンザ陰性後かな」
宮舘「面会も来れないだろうし、面会できないからクリーンルームじゃなくて部屋でするわ」
ラウール「看護師側は投薬時の副作用の変化に気をつけながら心もサポートしていく」
なんて、ある程度話がまとまり日勤組は帰宅することになった。
ただ、俺は気になって帰れなくて一度医局に戻り医学書を読む。Aちゃんのために…そして何より俺が落ち着かないと…。このままじゃいけない。そう思って
どのくらい時間が経ったのだろう。
あたりは真っ暗になっていた。
渡辺「びっ…くりしたぁ…。涼太まだ居たの？」
宮舘「逆になんで、翔太居るの…？」
渡辺「風呂入る時にスクラブにピッチ入れたままなの気がついて戻ってきたんだけど。涼太さ、Aちゃんの事でしょ？涼太が言ったんじゃん。絶対治してあげようって」
宮舘「それは、そうなんだけどね？やっぱ不安でさ」
渡辺「夜勤組も居るし大丈夫。涼太心配なのは分かるけどさ明日も朝から早いんだから…帰って寝るぞ今日は。なんなら、俺ん家泊まる？」
宮舘「うん…帰る気力もないし…今日はそうさせてもらおうかな」
普段ならあり得ないんだけど、今日は素直に甘える事にした。
そのお礼にと、簡単ではあるけど、台所を借りて料理を作る
俺はあまり食べる気になれず携帯で論文を読む。
渡辺「はぁ…なぁ、涼太さ…。どれだけ調べても変わらないし、ゆっくり休もって。俺論文読ませるために誘ったわけじゃないんだけど？それにカップ麺の俺に言ったよな。栄養のこと。涼太も食べて寝るぞ」
なんて言われ、ご飯を食べて忘れるかの如く携帯を充電してベットに入った。
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Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんにちわ。お待たせして申し訳ありませんでした。嬉しかったと言って頂き幸せです。今後とも楽しんでいただければと思ってます。この度は、リクエスト。本当にありがとうございました。いつでもリクエストお待ちしております。 (5月11日 14時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんにちわ。リクエストに応えて頂きありがとうございました。思った以上の出来で、とても嬉しかったです。有難うございました。 (5月11日 14時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんばんわ。詳しく言って頂き、ありがとうございます。構成をねってから投稿致しますので少しの間お待ちいただけますでしょうか？もちろん、喜んで書かせて頂きます (5月7日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - すみません。続きです。寝る頃には40℃近くまであがり、深澤先生の指示で点滴に解熱薬を入れて下げる指示を受けます。夜中になっても下がらず、深澤先生が主が嫌がる座薬を入れて、朝方から徐々に熱が下がってくる。と言うのでお願いします。駄目でしたら言って下さい (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんばんわ。お昼寝後の病棟回診で、主が微熱であることに気づいた、日勤の佐久間君が渡辺先生に連絡。渡辺先生からの治療指示を受けて動き、夜勤の阿部ちゃんと深澤先生に引継ぎ、夕食辺りから、徐々に熱が上がっていきます。 (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月3日 18時
