検査と説明 ページ10
ー渡辺翔太ー
宮舘に言われ俺と佐久間は病室に向かう。
まだ朝早い時間なのに、起きてご機嫌よくお絵描きをしていた。機嫌いいところ申し訳ないけど…抗がん剤治療をするための採血、そして抗原検査をさせてもらう事に
渡辺「Aちゃん、おはよう。お絵描きしてるところごめんね？ちょっと、今からチックンとお鼻の検査するよ」
なんて言えば涙が溢れてくる。
A「だって…お熱ないの」
渡辺「うん、お熱ないんだけどね？バイ菌さんいないかなって調べるからね？チックンからする？お鼻の検査からする？」
そう聞けば無言の時間が流れる。
佐久間「抗原検査から、しようか。Aちゃんごめんね？お鼻ちょっと嫌な検査するからね？」
そう言いながら顔を上に向けて固定をしてくれる
渡辺「ごめんねー、ちょっと我慢だよ」
一声かけて鼻に綿棒を入れる。
『ぎゃあああ…いだいぃぃ…うぇーん…』
渡辺「ね、痛いよなぁ…次反対ね…ごめんよー」
『うぁーーーーん、ままぁーかえるぅ』
なんて、大泣き。
佐久間「はーい、おしまい。頑張った頑張った。最後チックンだけねぇ」
そう言って今度は採血をする。
鼻の痛みで泣き叫ぶことはないけど、大泣きしながら採血も無事終える。
渡辺「はい、頑張りました。あのねぇ、お話聞いてね？頭痛かったでしょ？頭の中にバイ菌さんいて、お薬で治してあげるんだけどそのお薬は、少しだけ強いお薬でお熱でたりするの。で、それで頭のバイ菌さんいない事わからないとお家帰れないの。先生も頑張るから一緒に頑張ろうね？でね？その検査も近いうちにあるから、頑張ろうね。先生達いつものお洋服じゃなくて、青いお洋服着てマスクしてるけど、怖くないからね？」
進行具合を確かめるための腰椎穿刺は大切な検査であってわかりやすく説明してあげる。
まぁ、ずっと鼻を押さえて泣いてるから…伝わってるかは分からないけど。
渡辺「佐久間、落ち着くまで側に居てあげて？落ち着いたら仕事戻って？で、具合悪くなったりしたらピッチで知らせて？」
そう佐久間にお願いをして俺は宮舘の元に戻った。
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Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんにちわ。お待たせして申し訳ありませんでした。嬉しかったと言って頂き幸せです。今後とも楽しんでいただければと思ってます。この度は、リクエスト。本当にありがとうございました。いつでもリクエストお待ちしております。 (5月11日 14時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんにちわ。リクエストに応えて頂きありがとうございました。思った以上の出来で、とても嬉しかったです。有難うございました。 (5月11日 14時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ふっか大好きさん» こんばんわ。詳しく言って頂き、ありがとうございます。構成をねってから投稿致しますので少しの間お待ちいただけますでしょうか？もちろん、喜んで書かせて頂きます (5月7日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - すみません。続きです。寝る頃には40℃近くまであがり、深澤先生の指示で点滴に解熱薬を入れて下げる指示を受けます。夜中になっても下がらず、深澤先生が主が嫌がる座薬を入れて、朝方から徐々に熱が下がってくる。と言うのでお願いします。駄目でしたら言って下さい (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
ふっか大好き - こんばんわ。お昼寝後の病棟回診で、主が微熱であることに気づいた、日勤の佐久間君が渡辺先生に連絡。渡辺先生からの治療指示を受けて動き、夜勤の阿部ちゃんと深澤先生に引継ぎ、夕食辺りから、徐々に熱が上がっていきます。 (5月7日 18時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月3日 18時
